じゃがいも1個は何グラム?サイズ別重さと個数換算

じゃがいも1個は何グラム?300g/500gは何個?重さの目安 食材

レシピに「じゃがいも300g」と書かれている時、一体何個用意すればよいか迷った経験はありませんか。カレーやポテトサラダ、肉じゃがなど、多くの家庭料理で使われるじゃがいもですが、キッチンスケールがない場合、じゃがいも300gは何個なのか、定番のじゃがいも500g は何個なのか、見当がつきにくいものです。

また、特売でじゃがいも1キロの袋を購入する際も、おおよその個数がわかっていると献立が立てやすく便利です。

この記事では、そんな料理中の「困った」を解決します。じゃがいも1個あたりの重さをサイズ別に徹底解説し、グラム数から個数へ換算する簡単な目安を詳しくご紹介します。この記事を読めば、もうスーパーで悩むことはありません。

  • じゃがいも1個のサイズ別(S・M・L)の平均重量
  • レシピで使われる「1個」が何グラムを指すかの目安
  • 300g、500g、1kgがそれぞれおよそ何個にあたるか
  • 皮をむいた後の重さ(可食部)や品種による違い

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じゃがいも1個は何グラム?サイズ別の目安

「じゃがいも1個」と言っても、その大きさは様々です。じゃがいも1個の重さは、まず「サイズ」によって大きく異なります。スーパーの店頭ではS、M、Lなどのサイズ表記で販売されていることも多いため、まずはこの基準を知ることが重要です。

サイズ(S・M・L)別の重さ一覧

サイズ(S・M・L)別の重さ一覧

じゃがいもは、農林水産省が定める「青果物規格標準」などに準じて、生産者や選果場でサイズ分けされて出荷されるのが一般的です。もちろん、品種や産地、季節によって個体差はありますが、一般的なサイズの目安は以下の表の通りです。

サイズ 重さの目安 (1個あたり) 特徴・大きさのイメージ
Sサイズ 約 50g 〜 100g 未満 ピンポン玉より一回り大きい程度。小ぶりのため、シチューや煮物で丸ごと使うと見栄えがします。
Mサイズ 約 100g 〜 150g 未満 最も標準的なサイズ。女性の握りこぶしやテニスボール程度の大きさで、流通量も多いです。
Lサイズ 約 150g 〜 200g 未満 Mサイズより一回り大きいサイズ。カレーや肉じゃがなど、具材の存在感を出したい料理に適しています。
2Lサイズ 約 200g 〜 250g 程度 かなり大きめ。皮むきの手間が省けるため、ポテトサラダやコロッケなど、潰して大量に使う料理向きです。

補足:この表はあくまで一般的な目安です。特に「新じゃが」の時期は、水分を多く含むため、同じ大きさでも少し重い場合があります。逆に、長期間貯蔵されたものは水分が抜け、軽くなる傾向があります。

レシピの「1個」は何gを指す?

レシピの「1個」は何gを指す?

料理のレシピで単に「じゃがいも1個」と指定されている場合、どのサイズを想定すればよいか悩ましいところです。

結論から言うと、スーパーで最も多く流通しており、消費者が手に取りやすい「Mサイズ」または「Lサイズ」を指しているケースがほとんどです。

料理研究家やレシピ制作者も、極端に小さいSサイズや大きすぎる2Lサイズではなく、誰もが手に入れやすい標準サイズを基準に分量を考えるのが一般的です。

料理で迷った時の基準
レシピの「じゃがいも1個」で迷ったら、「1個 ≒ 150g」として計算するのが最も実用的で便利です。
これは、Mサイズの上限かつLサイズの下限に近い重さです。なぜなら、「300g=2個」「600g=4個」のように計算がしやすく、料理の分量としてもキリが良くなるため、多くのレシピがこの重さを暗黙の基準としていることが多いからです。

写真で見るじゃがいもの大きさ

写真で見るじゃがいもの大きさ

重さをグラムで聞いても、実際の大きさをイメージするのは難しいかもしれません。特にキッチンスケール(はかり)がご家庭にない場合は、自分の手や身近なものと比較するのが最も簡単で確実な方法です。

まずは今、ご自宅にあるじゃがいもがどのサイズか、握りこぶしと比べてみてください!

  • Mサイズ (約100g〜150g):おおよそ、標準的な硬式テニスボールや、成人女性が軽く握ったこぶしくらいの大きさが目安です。
  • Lサイズ (約150g〜200g):Mサイズより一回り大きく、成人男性の握りこぶしに近いサイズ感、または大きめのリンゴ(小玉)程度になります。

スーパーでじゃがいもを選ぶ際も、これらのイメージを参考に「Mサイズくらいを3個」といった選び方ができると、買い物がスムーズになります。

男爵とメークインで重さは違う?

男爵とメークインで重さは違う?

じゃがいもの代表的な品種といえば、丸い「男爵」と細長い「メークイン」です。形が全く違うため重さも違うように思えますが、同じサイズ規格(例えばMサイズ同士)であれば、品種による重さの大きな違いはほとんどありません。

重要なのは重さの違いではなく、「食感」と「調理適性」の違いです。

品種による特徴の違い

  • 男爵(だんしゃく):丸っこい形で、デンプン価が高いためホクホクした食感が特徴です。加熱すると崩れやすいため、ポテトサラダやコロッケ、じゃがバターなど、潰したり食感を楽しんだりする料理に最適です。
  • メークイン:細長い(俵型)の形で、肉質が緻密でデンプン価が比較的低いため、煮崩れしにくいしっとりした食感が特徴です。カレーやシチュー、肉じゃがなどの煮込み料理に適しています。

他にも、ホクホク系でビタミンCが豊富な「キタアカリ」や、しっとり系で煮崩れしにくい「とうや」など、多くの品種があります。重さで選ぶのではなく、作る料理に合わせて品種を選ぶのがおすすめです。

皮をむくと重さはどれくらい減る?

皮をむくと重さはどれくらい減る?

じゃがいもは通常、皮をむき、芽の部分をしっかりえぐり取ってから使用します。この下処理によって、当然ながら重さは減少します。

皮や芽の部分の廃棄率は、じゃがいもの形状(メークインより凸凹の多い男爵の方が廃棄率が高め)や芽の深さにもよりますが、一般的に全体の約10%〜15%程度とされています。

例えば、皮付きで150gのじゃがいも(Lサイズ下限)は、皮をむくと可食部(食べられる部分)は約128g〜135gになります。

注意:レシピの「g」は皮付き?皮むき後?
厳密な分量が必要なお菓子作り(ガレット・デ・ロワなど)では、「皮をむいた状態で〇〇g」と指定されていることが多いです。その場合は、使う分量より少し多めに(15%増しで)用意し、下処理後に重さを量るのが確実です。

ただし、カレーや肉じゃがといった家庭料理のレシピで「じゃがいも300g」とある場合は、皮むき後の厳密な重さではなく、「皮付きのまま量ったおおよその目安」であることがほとんどです。あまり神経質にならず、皮付き150gを2個、といった換算で問題ありません。

じゃがいも1個のカロリーと糖質

じゃがいもは「炭水化物の塊で太りやすい」というイメージを持たれがちですが、実際の栄養価についても確認しておきましょう。ダイエット中などでカロリーや糖質が気になる方も多いかもしれません。

信頼できる情報源として、文部科学省の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」によると、じゃがいも(生)の可食部100gあたりのカロリーは59kcalとされています。これは、同量の白米(生)156kcalと比較すると、半分以下です。

糖質については、炭水化物17.8g、食物繊維1.9gが含まれるため、差し引いた目安は約15.9gとなります。

Mサイズ1個(可食部約130g)に換算すると、カロリーは約77kcal、糖質は約20.7gが目安となります。意外と低カロリーに感じませんか?
もちろん、油で揚げればカロリーは跳ね上がりますが、蒸したり茹でたりする調理法ならヘルシーな食材と言えます。

YMYL情報に関するご注意
これらの数値は、あくまでも「生」の状態での「目安」です。品種や個体差、そして何より調理法(揚げる・焼く・茹でる)によって、カロリーや糖質の数値は大きく変動します。
じゃがいもにはビタミンCも豊富に含まれますが、水に溶けやすい性質があります。
正確な栄養管理や健康上の判断が必要な場合は、必ず管理栄養士や医師などの専門家にご相談ください。

じゃがいも1個は何グラムか知るための個数換算

ここからが、この記事で最も実用的な「グラム数から個数への換算」の解説です。レシピで頻出する300g、500g、1kgが、それぞれ何個にあたるのかを具体的に見ていきましょう。

前述の通り、計算が簡単な「M〜Lサイズ 1個=150g」を基準に換算します。

じゃがいも300g は何個?

じゃがいも 300g は何個?

レシピで「じゃがいも300g」と指定された場合、M〜Lサイズで「約2個」と換算できます。

  • 計算式: 300g÷150g/個 = 2個

300gは、ポテトサラダ(2〜3人分)や、付け合わせのフライドポテト、ジャーマンポテトなどでよく使われる分量です。スーパーで標準的な中くらいのじゃがいもを2個選べば、ほぼ間違いありません。

もしSサイズや2Lサイズしかなかったら?

  • Sサイズ(約80g換算): 300g÷80g=3.75個 → 約4個
  • 2Lサイズ(約220g換算): 300g÷220g=1.36個 → 約1個半

じゃがいも500g は何個?

じゃがいも500g は何個?

「じゃがいも500g」の場合は、M〜Lサイズで「約3〜4個」が目安です。

  • 計算式: 500g÷150g/個 = 3.33…個

計算上は3.33個となるため、「中サイズ3個だと少し足りず(計450g)、4個だと少し多め(計600g)」になります。500gは、4人家族のカレーやシチュー、肉じゃがなどで最もよく使われる分量です。

500gにする調整のコツ
具材の量が多少前後しても問題ない煮込み料理なら、思い切って中サイズ4個(約600g)で具だくさんに作るのがおすすめです。

どうしても500gに近づけたい場合は、「中サイズ3個+小さめ(S)1個」(約450g+約80g=530g)のように、大きさの違うものを組み合わせて調整するのが最も賢い方法です。

じゃがいも1キロ は何個?

じゃがいも 1キロ は何個?

「じゃがいも1kg(1000g)」の場合は、M〜Lサイズで「約6〜7個」が目安です。

  • 計算式: 1000g÷150g/個 = 6.66…個

計算上は6.66個となるため、「中サイズ6個だと少し足りず(計900g)、7個だと少し多め(計1050g)」になります。家族が多いご家庭でのカレーや、コロッケの作り置き、大人数のバーベキューなどで使う分量です。

また、スーパーで「徳用袋」として売られているのが1kg(または1.5kg)単位のことが多いです。この目安を知っておけば、袋の中にだいたい何個入っているか想像がつき、買い物の計画が立てやすくなります。

ここまでの換算を表にまとめておきますね。ぜひブックマークして、お買い物の際に見返してください!

じゃがいもグラム⇔個数 換算早見表 (1個150g基準)
指定された重さ 必要な個数(目安) 主な料理の分量
300g 約 2 個 ポテトサラダ (2〜3人分)
500g 約 3〜4 個 カレー・肉じゃが (4人分)
1kg (1000g) 約 6〜7 個 作り置き・大家族分

じゃがいも購入時と保存の豆知識

じゃがいもの重さの目安がわかったところで、次に「買い物」と「保存」に関する実用的な知識をご紹介します。せっかく重さを合わせて買っても、じゃがいもの状態が悪かったり、保存に失敗して芽が出てしまっては台無しです。じゃがいもを無駄なく美味しく使い切るための重要なポイントです。

美味しいじゃがいもの見分け方(選び方)

美味しいじゃがいもの見分け方(選び方)

新鮮で美味しいじゃがいもを選ぶには、表面の状態をよく観察することが大切です。購入時に以下のポイントをぜひチェックしてみてください。

  • 皮にハリがあるか:まず、表面にしっかりとしたハリがあり、シワが寄っていないかを確認します。表面がシワシワしているものは、収穫から時間が経ち、水分が抜けてしまっている可能性があります。
  • 芽や変色はないか:芽が出始めているものは避けます。また、最も注意すべきは皮が緑色に変色しているものです。
  • 傷や傷みはないか:表面に大きな傷があったり、一部がブヨブヨと柔らかくなっていたり、湿った土が不自然に付着しているものは、そこから傷みが始まっているサインなので避けましょう。

【最重要】緑色のじゃがいもと芽の毒素「ソラニン」に注意
じゃがいもの芽や、光に当たって緑色に変色した皮の部分には、「ソラニン」や「チャコニン」という天然毒素が多く含まれています。これらを食べると、吐き気、嘔吐、腹痛、頭痛、めまいなどの中毒症状を引き起こす可能性があります。

農林水産省も注意を呼びかけており、購入時に緑色のものを選ばないこと、家庭で保存中に緑色になったり芽が出たりした場合は、その部分を「皮を厚めにむく」「芽を根元からしっかりえぐり取る」ことが非常に重要です。お子様が食べる場合は特に注意してください。

じゃがいもの正しい保存方法【冷蔵庫はNG?】

じゃがいもの正しい保存方法【冷蔵庫はNG?】

じゃがいもは、適切な環境で保存すれば数ヶ月単位で長持ちする、非常に保存性の高い野菜です。重要なのは「光」と「温度」の管理です。

  • 基本は「常温」の「冷暗所」:じゃがいもに光が当たると、前述のソラニンが生成されやすくなり、芽も出やすくなります。光が当たらない、風通しの良い場所(5℃〜15℃程度が理想)での常温保存が最適です。リンゴ箱や段ボール箱に入れ、新聞紙でひとつずつ包むとさらに長持ちします。
  • 冷蔵庫は基本的にNG:じゃがいもを冷蔵庫(特にチルド室など)の低温で保存すると、「低温障害」を起こし、デンプンが糖に変わってしまいます。この状態で揚げ物(フライドポテトなど)にすると、糖がメイラード反応を起こして焦げやすくなり、見た目が悪くなるだけでなく、「アクリルアミド」という有害物質が生成されやすくなる可能性も指摘されています。(参考:農林水産省:食品中のアクリルアミドに関する情報
  • 裏ワザ(りんご):じゃがいもを保存する箱に、りんごを1個一緒に入れておくのも古くから知られる裏ワザです。りんごが放出する「エチレンガス」が、じゃがいもの発芽を抑制する効果が期待できるとされています。

新じゃが1個の重さの目安は?

新じゃが1個の重さの目安は?

春先(3月〜6月頃)に出回る「新じゃが(新じゃがいも)」は、秋に収穫されて貯蔵された通常のじゃがいも(「貯蔵じゃがいも」や「囲いじゃがいも」と呼ばれます)とは、性質が異なります。

新じゃがは、収穫後すぐに出荷されるため水分を多く含み、皮が非常に薄いのが最大の特徴です。このため、皮をむかずにタワシなどでこすり洗いするだけで、皮ごと調理できるのがメリットです。

サイズは比較的小ぶりなものが多く、Sサイズ(約50g)からMサイズ(約130g)程度で流通することが多いです。皮が薄く香りも良いため、煮っ転がしや素揚げ、バター炒めなどに最適です。

新じゃがの注意点
新じゃがは水分が多いため、通常のじゃがいもに比べて日持ちがしません。購入後は早めに(1週間程度を目安に)使い切るようにしましょう。保存する場合も、常温ではなくポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室が適しています。

【調理別】茹でる・焼くと重さは変わる?

【調理別】茹でる・焼くと重さは変わる?

最後に、厳密なカロリー計算や栄養管理をしている方のために、調理法による重さの変化について触れておきます。じゃがいもは調理法によって水分量が変化するため、重さも変わります。

調理法による重量変化の目安

  • 茹でる(ボイル):じゃがいもが水分を吸うため、重さは調理前より少し増えます。(例:100g → 105g程度)
  • 焼く・揚げる(ベイク・フライ):じゃがいもの中の水分が蒸発するため、重さは調理前より明確に減ります。(例:100g → 70g〜80g程度)
  • 電子レンジ(蒸す):ラップをして加熱した場合、水分の蒸発が少ないため変化はわずかです。ラップなしだと水分が飛んで軽くなります。

ただし、これはあくまで厳密なPFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物のバランス)などを計算する場合の知識です。一般的な家庭料理の分量目安としては、調理前の「生」の状態の重さを基準にして全く問題ありません。

まとめ:じゃがいも1個は何グラムの答え

この記事で解説した「じゃがいも1個 何グラム」に関する要点を、おさらいのために一覧でまとめます。はかりがなくても、この目安を覚えておけば、もうスーパーでの買い物や料理中に迷うことはありません。

  • じゃがいも1個の重さはサイズで大きく異なる
  • Sサイズは約50gから100g未満
  • Mサイズは約100gから150g未満
  • Lサイズは約150gから200g未満
  • レシピの「1個」はMかLサイズを指すことが多い
  • 料理で迷った時の計算基準は「1個=150g」が便利
  • じゃがいも300g は何個かと言えば「約2個」
  • じゃがいも500g は何個かと言えば「約3〜4個」
  • じゃがいも1キロ は何個かと言えば「約6〜7個」
  • 皮をむくと重さは約10%から15%減る
  • 皮むき後の可食部の重さを指定するレシピもある
  • 男爵とメークインは重さより食感と用途で選ぶ
  • 美味しいじゃがいもは皮にハリがあり緑色でないもの
  • 保存は冷蔵庫ではなく光の当たらない冷暗所が最適
  • りんごを一緒に入れると発芽を抑える効果が期待できる
  • 新じゃがは小さめで水分が多く皮ごと食べられる
  • カロリーや糖質はあくまで目安
  • 正確な栄養価は専門家に相談する
  • はかりが無い時はテニスボールや握りこぶしで大きさを比較する
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